こんにちは!
大阪心斎橋ツツイ美容外科併設のエステサロンツツイ、角南でございます。
エステサロンツツイはエンビロン・ゼオスキン正規取扱いサロンとなっており、インディバ・水素ピーリングなども取り扱っております。
美肌に欠かせないアイテムといえばビタミンA
ビタミンAは化学名称「レチノール」と呼ばれる脂溶性のビタミンの一つです。
ビタミンには「水溶性」と「脂溶性」の2種類があります。
まずは簡単にご説明しますね。
水溶性ビタミンとは
血液などの体液に溶け込んで余分なものは尿として排出され、
体内のさまざまな代謝に必要な酵素の働きを担っています。
脂溶性ビタミンとは
体の中に蓄えられるビタミンとして知られています。
さらにビタミンAは「動物性」と「植物性」の種類があり植物性物質としては、
ベータカロチンとして知られています。
ビタミンAは体と皮膚の健康を保つのに重要なビタミンです。
またビタミンAは紫外線によって壊されてしまうことも分かっています。
例えば1日中浜辺で日光浴をして日焼けをすると皮膚内のビタミンAの約90%が破壊されると言われています。
しかし私たちが日常生活をおくる中で紫外線を全く浴びないというのは難しく、ビタミンDを合成するためには適度に紫外線を浴びることも必要です。
皮膚から失われたビタミンAの補給にサプリメントや食事での摂取は有効ですが、優先的に臓器に蓄えられその後各臓器に分配後、最後に皮膚へと分配されることから皮膚が失ったビタミンを補給する最も有効な方法はビタミンAを直接塗布することと、毎日たくさんのビタミンを補給することが重要となります。
またビタミンAの種類の中には紫外線によって壊される時にそのエネルギーを吸収して皮膚を紫外線から保護する働きをする種類もある為、ビタミンAの補給は紫外線対策にもつながり天然の日焼け止めとも言われています。もともと私たちの肌の中に蓄えられており、お肌の健康には欠かせない成分です。
ビタミンAの種類
守りのビタミンA
パルミチン酸レチノール
パルミチン酸レチノールは安定性を高めたビタミンA誘導体であり、
皮膚に浸透すると表皮に存在するエスラーゼによってレチノールに変換され、
皮膚内でレチノールを経てレチノイン酸として効果を発揮することを特徴としていることから「安定型ビタミンA誘導体」とよばれています。
プロピオン酸レチノール
プロピオン酸レチノールはレチノールとプロピオン酸(脂肪酸の一種)のエステル(エステル結合をもつ化合物)です。
体内で分離しレチノールに変わり、ビタミンAプロピオネートとも呼ばれています。
安定型・持続型である特徴があり角質層の保湿性を高め、肌を柔軟にしてくれる効果があります。
酢酸レチノール
酢酸レチノールはレチノールの酢酸エステルで、ビタミンAの天然の形態のひとつ。
アメリカ合衆国では、酢酸レチノールはビタミンA強化食品のために用いられ、食品添加物に与えられる安全基準合格証のGRASに分類されています。
また乾燥による小じわ対策として、化粧品にも使用されてます。
上記3つのレチノールはレチニルエステルと呼ばれ、ビタミンAの中で最も安定性が高く、皮膚に多く備蓄されています。
★エステルとは酸とアルコールを脱水することで得られる化合物です。
化粧品の粘度や硬さを調節したり、混ざりにくい油性成分を混ざりやすくしたりするために配合されています。
ほかにも紫外線吸収剤や色素など溶けにくい成分を溶けやすくしたり、
皮膚の表面を油膜で保護するエモリエント剤としてや、潤いを与えたりとエステルは化粧品に欠かせない成分です。
組み合わせによって様々な用途のエステルが生成できます。
皮膚に刺激を起こしにくいため、市販の化粧品にも配合されており、
紫外線からの「光老化」を予防することができます。
攻めのビタミンA
レチノール
レチノールはビタミンAの中でもちょうど中間にあたる成分で、多くの美容皮膚科で肌質改善や小じわの改善などに用いられています。
A反応をできるだけ抑えつつターンオーバーの促進をしたいという方や、
小じわにお悩みの方、お肌のハリが欲しいという方におすすめです。
レチナール
レチナールはレチノールと同じ効果をもう少しはっきりと感じたい方におすすめです。
A反応を抑えつつトレチノインと近い効果を出せるということがウリの成分ですが、商品化が少ない成分の為、あまり詳しいことはわかっていません。
トレチノイン
ビタミンAの中でもっとも皮膚に対する刺激と作用が強い成分で、ビタミンAの効果を1番発揮する成分でもあります。
皮膚科ではたるみや深いシワをはじめ、過剰な皮脂分泌を抑える働きがある為ニキビの治療やシミ治療にも用いられることもあります。
組織学的には使用後およそ2週間程度でお肌のふっくらした厚みやうすいシミの減少が認められ、お肌にハリが出て顔色が明るくなり、透明感のあるお肌に導きます。
トレチノインは、スキンケアというよりは『治療』目的になります。
ビタミンAの働き
シミ・くすみ
ビタミンAはメラニンを作る細胞であるメラノサイトに働きかけ、過剰なメラニン生成を抑えます。
また新陳代謝もスムーズにする為、すでにメラニンを多く抱えた細胞も垢として排出されシミが目立ちにくくなります。
またビタミンAは凝集したメラニンの塊を分散させ均一化する働きもあります。
シワ・たるみ
ビタミンAは真皮の線維芽細胞にも働きかけます。
線維芽細胞が活性化することにより、より多くの健康なコラーゲンが合成されます。
良質なエラスチンの生成や、グリコサミノグリカンの分泌も促されますので、皮膚の保水力が増し、うるおいとハリ・弾力が戻り、しわが目立たなくなります。
乾燥・敏感
ビタミンAはお肌の新陳代謝を正常化し、表皮は厚みを増す事により、薄い皮膚が丈夫になります。
さらには角質のバリア機能も強化され、NMF「天然保湿因子」も作られ保湿力も高まります。
また線維芽細胞も正常な状態に整うことで良質なグリコサミノグリカンが生成されて内側からの潤いも高まります。
角質層がしっかり機能することでバリア機能が増し、外的刺激から肌を守ります。
また免疫を司るランゲルハンス細胞も強化され免疫力の高い健康な皮膚状態に保ちます。
乾燥・敏感について詳しくはこちら↓
ニキビ・毛穴
ビタミンAは皮脂腺に働きかけるため過剰な皮脂分泌を抑え代謝を正常化してくれます。
これにより角質のつまりが原因となるニキビが出来にくい皮膚となります。
また角質が整いなめらかになるので、ざらついた肌や毛穴の詰まりも解消されます。
ニキビについて詳しくはこちら→https://www.tsutsui-esthe.com/blog/p/404
A反応【レチノイド反応】とは
ビタミンAはスキンケアにおいて不可欠なビタミンですが、
ビタミンAを使用する上で必ず知っておかなければならないのがレチノイド反応です。
この反応はビタミンAを皮膚に補給したときに皮膚がビタミンAに対して過敏に反応してしまうことによってまれに起こる反応です。
・赤み
・ほてり
・腫れ
・痒み(むずむずする)
・乾燥(角質の落層)
・ニキビ・吹き出物の一時的な活性化
詳しくはこちら→https://www.tsutsui-esthe.com/blog/p/602
またレチノールが配合されたお化粧品は近年色んなメーカーから発売されてますよね?
どのメーカーのアイテムが自分に合うのか?
情報が沢山出回り私たち消費者も迷われることと思います。
そこでよく聞かれるクリニック専売品のレチノール化粧品or市販で購入できるレチノールの違いについてですが、
まずは圧倒的なビタミンAの配合量の違いです。
クリニック専売品のビタミンAで代表的なブランドと言えば
エンビロンとゼオスキン
この2つのブランドについて名前を聞かれた事がある方も多いと思います。
エステサロンツツイでは両方お取り扱いしておりますので、
1度にこの2つのお化粧品のカウンセリングをお受けいただく事が可能となっております。
エンビロンorゼオスキンの違いについて
詳しくはコチラ→https://www.tsutsui-esthe.com/blog/p/869
いかがでしたか?
ビタミンAについて少しでもご理解いただけましたら幸いです。
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エステサロンツツイは、大阪心斎橋のツツイ美容外科「メディカルエステ部門」から独立した、美容外科付属のメディカルエステサロンです。全スタッフがエンビロンアドバンス資格保有者で高い技術力と豊富な知識力を持ちます。美容医療・エステサロン双方の特徴を生かし、最新の美容皮膚科情報のもと肌質改善と美肌トリートメントのご提案を致します。
皮膚科学に基づいたスキンケアシステムで、ビタミンAおよび有効成分を肌の深部までしっかりと届けます。
◆ お肌にお悩みがある方
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